【超簡単】放置するだけ!おうちで手軽に作れる美味しい水出しコーヒーの作り方
こんにちは。前回、ドリップで淹れる急冷式アイスコーヒーの作り方について記事にしましたが、今回は、水出しコーヒーの作り方をご紹介したいと思います!
といっても、めっちゃ簡単なのですが (^_^;)。
水出しコーヒーって?
コーヒーは、普通お湯で抽出しますが、水出しコーヒーは、その名の通り、水で抽出します。水出しは、お湯のように短時間で抽出できるわけではないので、ゆっくりと時間をかけて抽出していきます。
そうすると、雑味が少なく、すっきり・まろやかな味わいになるんですね。
また、コーヒーにおなじみのカフェインは水に溶けにくいため、お湯で淹れた場合と比べると、かなりカフェイン少なめのコーヒーができるのも特徴です。
夜に飲みたい時など、カフェインを控えめにしたい場面で、ちょうどいいですよね~。
「コールドブリュー」「ダッチコーヒー」も、要するに水出しコーヒーのこと
水出しコーヒーは別名「コールドブリュー」や「ダッチコーヒー」とも呼ばれます。
どちらも同じく水で抽出したコーヒーを指しています。
ニューヨーク生まれのコールドブリュー
コールドブリューは、ここ数年、N.Yを中心に流行したムーブメントです。
アメリカでは、もともと冷たいコーヒーを飲む習慣がなかったので、水出しコーヒーは、新鮮に感じられたのか、新しいトレンドとして広まりました。
水出しコーヒーは、苦みのあるコーヒーで作ることが多いのですが、コールドブリューと呼ばれているものは、わりと酸味があることが多いような気がします。
あと、コールドブリューってなんか響きがオシャレ(笑)。
それにしても、N.Yセレブの発信力って凄いですね💦。
日本ではずっとおなじみ、ダッチコーヒー
ダッチコーヒーは、昔から日本でもおなじみの水出しコーヒーの呼び方です。
「オランダのコーヒー」という意味ですが、オランダ生まれではなく、昔オランダ領だったインドネシア生まれです。
このインドネシアで生まれた水出しコーヒーを発展させたのが日本だといわれいるため、海外では水出しコーヒーのことを「KYOTO」と呼ぶことがあります。
水出しコーヒーの作り方
用意するもの
【器具】
・水出しコーヒーを入れるボトル(蓋つきのもの)
・お茶パック
【材料】
・深煎り中細挽きコーヒー
・水
お茶パックは、スーパーや100均でも売っていますし、ネットでも手に入ります。
アイスコーヒーに向いているコーヒーについてはこちらの記事をご覧ください。
作り方
1)お茶パックに飲みたい杯数分のコーヒーの粉を入れ、ボトルにセットします。
麦茶のパックみたいな感じですね。
自分で好きなコーヒー粉を入れてもいいですし、水出し用にあらかじめパックになっているものも市販されています。
今回は、カルディさんの水出しアイスコーヒーを使いました。
2)ボトルに水を注ぎます。
今回は、カルディ水出しコーヒーを使ったので、説明書き通りにコーヒー40gに対して400ml の水を入れました。
自分で粉を入れて作る場合は、作ろうとする量より少し多めに水を入れたほうが美味しくできます。(コーヒー粉:80gに対して水:1ℓ が目安)
水出しコーヒーは、基本的にすっきりとした味わいですが、コクがある方が好みの方は、ドリップを淹れる時の要領で、少量のお湯をパックに回し入れ、粉全体を湿らせ、2~3分蒸らしてから水を注ぐと、コクが出ます。
水は水道水でもいいのですが、カルキ臭が気になる方は、コンロで沸騰させカルキ臭さを飛ばしたのち、冷まして使ったり、浄水器を通した水を使うとよいでしょう。
また、ミネラルウォーターを使ってもOKです。
水には軟水と硬水があり、軟水で作るとまろやかに、硬水で作ると苦みが強くなりますので、ミネラルウォーターを使う際は、お好みで選んでください。
ちなみに、日本の水道水は、ほぼ軟水です。
3)コーヒーのパックを水の中に沈め、蓋をします。あとは冷蔵庫に入れるだけ!
8~10時間で出来上がり! 抽出時間はお好みの濃さにより変えてください。
8時間後、冷蔵庫から取り出してみると、しっかり出来ています。(ボトルの色が青いのでちょっとわかりにくいですが💦)
抽出が完了したら、コーヒーのパックは取り出しましょう。
数日間で飲み切るのが、おすすめです。
今回、特に水出し専用のボトルで作ったわけではなく、蓋が付いているものであれば、お手持ちの容器で作れますが、水出しコーヒー専用のポットというのもありますよ。
タンブラータイプもあります。一人用で作りたい方におすすめ。
さらに本格的な水出しコーヒーを楽しみたい方に
スロードリップ式のコーヒーが楽しめる専用ドリッパー
こちらは、水に浸すタイプではなく、1滴1滴、ゆっくりと抽出していく「スロードリップ式」の水出しコーヒーを楽しめる専用ドリッパーです。
ご家庭で喫茶店のような本格的な水出しコーヒーが味わえます。たくさん作って、容器のまま冷蔵庫で保存できる優れもの!
ダッチコーヒーができるまで、ちょっと贅沢な時間を
実験器具のようなユニークな形状のウォータードリッパー。
ポタポタと長い時間をかけて落ちてゆくコーヒーは、見ているだけで楽しく、出来上がるまでの待ち時間も、贅沢なひとときに。
飾っても絵になる!業務用としても使える本格派
まるで本格喫茶にあるような雰囲気あるダッチコーヒードリッパー。それもそのはず、業務用にも使える中型の水出し機器です。
装飾性も高く、インテリアとしても素敵!
以上、楽しみ方色々な水出しコーヒーでした!
時間はかかりますが、基本的にセットしたら放置するだけ!夜に作っておけば、朝にはできているので、とっても簡単ですよ!