桜色のブログ

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おいしいハンドドリップコーヒーの淹れ方【自宅でペーパードリップ】

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こんにちは。以前にアイスコーヒーの作り方について書いたことがありましたが、そういえばホットコーヒーについて書いていなかったと気が付きました💦。

ということで、今回は基本に立ち返り、美味しいホットコーヒーの淹れ方について書いてゆきたいと思います☕。

ホットコーヒーの淹れ方には何通りかあるので、おいおい紹介していきたいと思いますが、やはり一番ポピュラーなのは「ドリップコーヒー」でしょう。

ドリップ(drip)は、英語で “ 落とす ” という意味の通り、挽いたコーヒー粉の上にお湯を落としてコーヒー液を抽出していく淹れ方です。

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↑こんな感じですね。

ひと口にドリップコーヒーいっても、いろんな淹れ方があります。

  • コーヒーメーカーを使って自動的に落とすマシンで淹れるドリップ
  • 人の手で淹れるハンドドリップ
  • 紙のフィルターを使うペーパードリップ
  • 布のフィルターを使うネルドリップ
  • フィルターを使わないドリップ

などなど。

上の二つは落とし方、下の三つはドリップの際に使うフィルターの違いです。

今回は、一番メジャーな紙フィルターを使って手で淹れる「ペーパーハンドドリップ」での淹れ方をご紹介したいと思います!

 


美味しいハンドドリップコーヒーの淹れ方

用意するもの

【器具】
・ドリッパー
・ペーパーフィルター
・コーヒーサーバー
・ドリップポット
・軽量コーヒースプーン
・ミル(豆を使う場合) 

【材料】
・コーヒー豆または粉
・お湯

 準備しておくこと

コーヒーサーバーにお湯を入れて温めておきます。

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カップにも同じようにお湯を入れて温めておきます。

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お湯は コーヒーを入れるタイミングで捨てましょう。

 

ハンドドリップコーヒーの淹れ方

1)お湯を沸かしておきます。

2)ペーパーフィルターをドリッパーにセットします。

※ペーパーフィルターには「扇型」「円錐型」があります。

扇型(台形型)フィルター↓

円錐型フィルター↓

使用するドリッパーに合わせてご用意ください。今回は扇型フィルターを使います。

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まず底の斜線の凹凸が入っている部分を上側に折ります。

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ひっくり返して、斜線が入った凹凸部分を手前に折ります。

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サーバーの上にドリッパーを載せて、フィルターを広げてセットします。

※ここでペーパーの上からお湯を入れて濡らすとよい、という説もあります。・・が、筆者は濡らさないで淹れています。というのは、カリタさんという国内メーカーのドリッパーを使用しているのですが、以前本社にお邪魔した時に「うちでは濡らすのは推奨してないんですよ」ということだったので。ほかのドリッパーだとまた違うのかもしれませんし、プロ級の腕前だと濡らすメリットがあるのやもしれません。奥が深いですね~。。

3)お好みのコーヒーを用意し、淹れたい杯数分を計量スプーンで量り、フィルターに投入します。粉をセットしたら、ドリッパーをフルフルと振って、粉を平らにします。

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豆の場合は杯数分をミルで挽いて、粉にしましょう。

※コーヒーを買う時、お店でもネットでも、大抵は豆 or 粉を選べます。できれば豆で買って自宅で挽いたほうが美味しく淹れられます。挽いた瞬間から香りがふわ~っと広がりますよ(●'◡'●)。

4)沸騰したお湯をドリップポットに入れます。

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沸騰してボコボコッと泡がでた状態のお湯をポットに入れると、大体90度前後になるので、コーヒーを淹れる適温になります。お湯を入れたら蓋をしていよいよドリップ!

5)中心から「の」の字を書くようにお湯を少しずつゆっくりひと回しします。 

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30秒ほど、そのまま蒸らします。

6)同じ要領で、今度は3周分お湯を回し入れます。

7)お湯が落ちていき中心がへこんできたら、新たにお湯を回し注ぎます。ここからは、1周ずつ注いでいきます。サーバーの目盛りを見ながら繰り返していきましょう。杯数分の目盛りに達したら、ドリッパーを外します。

8)サーバーを軽く振ってコーヒーを攪拌したら、カップに注ぎます。

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出来上がり!

 

ポイント

フィルター付近の粉にはお湯をかけない!

なるべく全体にまんべんなくお湯をかけた方がよく抽出できるような感じがしますが、縁の近くの粉にはお湯が当たらないようにするのが、美味しくするポイントです。
中心からお湯を注ぎ、外側へ向かう際に、縁の手前位までを目安にしましょう。

 

目盛りに達したら、すぐにドリッパーを外す!

人数分の目盛りに達したとき、注いだお湯がまだ落ち切っていなくても、直ちにドリッパーを外しましょう!
お湯が落ち切るのを待ってしまうと余計な雑味が出てしまいます Σ( ̄ロ ̄lll)。

 

ブラックでもよし、ミルクを加えてもよし

普通に牛乳を入れても美味しいですが、温めた牛乳をミルクフォーマーで泡立てると、なかなかいい感じに🥛。

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泡があるだけで、ちょっとカフェっぽくなるのでおすすめです。

 

最後に

「ドリップの仕方ひとつで味が変わることなんてあるのー?」と思われるかもしれませんが、実際のところ、変わるんです!本当に。

同じコーヒーが全然違う味わいになることもあり、結構驚きます😲。

お店で飲んで「美味しい」と思って買った豆を自宅で淹れてみたら「あれ??なんか違う😢」みたいなこと、ありませんか?

まだまだ豆のポテンシャルを引き出せていないからかもしれません (>_<)。

ポイントを押さえて、美味しいドリップコーヒーを淹れてみましょう。