【初めてのお伊勢参り】伊勢神宮参拝の作法、服装、順番など気を付けたい7つの注意点
人生で一度は行きたいお伊勢参り。
でも、初めての伊勢神宮で、特別な参拝の作法ってあるのでしょうか❓❓
参拝方法あれこれをまとめてみました。
お伊勢参りで気を付けたい7つのポイント
1.お参りの順序は?
伊勢神宮は、外宮と内宮の二つの宮があり、実は離れた場所に建っています
車で10分ほどの距離があるのですが、お参りする順番が決まっています。
外宮から内宮に回るのが、古来からの習わしなのです。
「お伊勢参り」とは、内宮と外宮の両方を参拝することを指します。
そのため、外宮か内宮の片方だけをお参りするのは「片まいり」と言って、縁起が悪いとされているのでご注意を!
なお、二見興玉神社に参拝してから参ると、禊になってより良いのだそうです。
時間のある方は、二見興玉神社→伊勢神宮外宮→内宮の順番で回ってみましょう!
2.服装は?
伊勢神宮の参拝には、一体どんな服装がふさわしいのでしょうか❓❓
気になるところですが、、
特に決まりはなく、かしこまった正装でなければならないということはありません。
ただし、露出が多い服などは控えた方がよいでしょう👗。
また、神宮の道は玉砂利が敷かれているため、ヒールの高い靴だと危ないかもしれません。足元は歩きやすい靴の方がよいでしょう👟。
お参りするときは、忘れずに脱帽するようにしましょう🧢。
余談ですが、最近は着物👘で参拝する方も多く、素敵だな~と思います。
おはらい町には、レンタル着物のショップもあるので、ちらほら和装の方も見かけます。
「日本人の心のふるさと」と言われるくらいなので、和服がとても似合いますよね。
3.歩き方
<神様の通り道>なので、真ん中を歩いてはいけません。
この点は、どの神社でも同じなのですが、伊勢神宮の場合は、もう一つ気を付けることがあります。
それは、<外宮は左側通行、内宮は右側通行>ということ。
参道を歩くときは、気に留めておきましょう。
4.参拝の作法は?
他の神社と同じ参拝方法です。
二拝・二拍手・一拝でお参りしましょう🙏。
5.願い事をするのはNG!?
正宮は、日ごろの感謝の気持ちを神様に伝える場。
個人的なお願い事をしてはいけません!
いつも神社に行けばお願いばっかりしている自分を反省(・_・;)。
しっかり感謝しましょうm(__)m。
皇室の祖神なので、お願いをしてよいのは、唯一、天皇陛下だけ。
天皇陛下が、国家のことを祈る場なのです。
6.個人的なお願い事をしたい場合は?
そうは言っても、はるばるお伊勢さんまで詣でて、お願いもしたい。。
そんな場合は、別宮ですることができます。
外宮は「多賀宮」、内宮は「荒祭宮」でお願い事ができます🙏。
ただし、他力本願的なお願いではなく、「~します!」という決意表明にすると、後押しが得られるのだそうですよ。
また、どこの誰がお願いしたのかちゃんとわかるように、氏名と住所を名乗りましょう。
確かに、神様だって誰だかわからないと見守りようがないですよね(;^_^A。
実は筆者はこの点を今まで見落としていて、過去に参拝した神社ではまったく名乗っていませんでした Σ( ̄ロ ̄lll)。
7.お賽銭もNG!?
普通、神社といったら、必ずお賽銭箱がありますよね。
しかし、伊勢神宮にはお賽銭箱はありません。
これは「私幣禁断」と言って、天皇以外の個人的なお供えは禁止されているからです。
また、普通の神社にはあるものとして「注連縄」がありますが、こちらも伊勢神宮には、ありません。
神聖な場所を示すものとして「注連縄」ではなく「榊」を用いています。
榊は「境になる木」という意味もあり、鳥居やお宮の垣根に飾られています。
このように、他の神社とは変わらない点もあれば少し違う点もある伊勢神宮。
お作法をしっかり学んで、いざ、お伊勢参りへ!!