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【伊勢神宮・初心者必見!】お伊勢参りで知っておきたい!アクセス、歴史、内宮と外宮って?

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古来から「一生に一度は行きたい」と言われるお伊勢参り

でも、「どんなところなの?」「祀られている神様は?」などなど、意外と知らないことが多いですよね。

今回は、知っておきたい伊勢神宮の歴史やアクセス情報などをみていきたいと思います!

 

  

伊勢神宮とは?

三重県伊勢市にある神社。

実は「伊勢神宮」は通称で、地名を付けない「神宫」が正式な名称です。

地元の人々からは親しみを込めてお伊勢さん大神宮さんと呼ばれています。

神宮には二つの正宮があります。

・天照大御神をお祀りする内宮(皇大神宮)
・豊受大御神をお祀りする外宮(豊受大神宮)

さらに14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社があり、これら125の宮社全てを含めて「神宮」といいます。

神宮では、20年に一度、社殿を新しく造営し、ご神体を移す「式年遷宮」が行われます。

平成25年(2013年)には、62回目となる<お引越し>が行われ、多くの参拝者が訪れました。  

 

  

主祭神

内宮・ないくう(皇大神宮・こうたいじんぐう)

天照大御神太陽🌞を神格化した神。皇室の祖神で、日本国民の総氏神。

外宮・げくう(豊受大神宮・とようけだいじんぐう)

豊受大御神衣・食・住、産業の守り神👘🍙🏠。

  

  

伊勢神宮・神話と歴史ダイジェスト

天孫・邇邇芸命が地上に降臨した際、天照大御神はかの有名な<三種の神器>を授け、その一つ・八咫鏡に自身の神霊を込めました。

この鏡は神武天皇に伝えられ、以後、代々の天皇の側で祀られていましたが、太陽神🌞の神パワー✨が強すぎて、色々と大変なことが起こってしまいますΣ( ̄ロ ̄lll)。

第10代崇神天皇の時代、疫病が流行すると、崇神天皇は皇居に八咫鏡をお祀りすることを恐れ、疫病を鎮めるために別の場所にお祀りすることを決めます。

とりあえずは皇居から離れた場所にお祀りしますが、その後、第11代垂仁天皇の皇女・倭姫命は、ずっと神事を続けることができる場所を探し求めて、大和国を出発し、伊賀、近江、美濃など諸国を巡る旅をし、ついに伊勢国にやってきました。

伊勢国にたどり着いた天照大御神はビビッと来たのか「この国にいようではないか」と決意表明!!

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倭姫命は、その言葉に従い、五十鈴川の川上に宮を建てました。

これが今から2000年ほど前のことです。

倭姫命、何気に大変でしたよね💧。彼女のおかげで伊勢に神宮ができたといっても過言ではないのでは?

そのためか、大正時代に入ってから別宮として倭姫宮が創立されました。苦労が報われてよかったですね~。

 

その後、7世紀後半、第40代天武天皇から第41代持統天皇にかけて規模が拡大し、神宮として整えられていきます。

近世になると、弥次さん・喜多さんで有名な「東海道中膝栗毛」の作中でも語られるように、お伊勢参りは庶民の間にも広まってゆきました。

 

 明治時代には、政府により全国神社の頂点として位置付けられ、戦後、宗教法人神社本庁発足により、全国神社の本宗とされました。

神話と歴史が入り混じった壮大な経緯でもって、今日の伊勢神宮があるのですね。

 

アクセス

外宮へのアクセス

<三重県方面から>
近鉄「四日市」駅→「伊勢市」駅(約50分)
JR「四日市」駅→「伊勢市」駅(約1時間10分)

<東京・名古屋方面から>
近鉄「名古屋」駅→「伊勢市」駅(約1時間20分)
JR「名古屋」駅→近鉄「宇治山田」駅(約1時間40分)

<京都・大阪方面から>
近鉄「京都」駅→「宇治山田」駅(約2時間10分)
近鉄「大阪上本町」駅→「宇治山田」駅(約1時間50分)

「伊勢市」駅から外宮まで、徒歩🚶・バス🚌で約5分
「宇治山田」駅から外宮まで、徒歩で約10分🚶

外宮から内宮へのアクセス

バス🚌・タクシー🚕で約10分
三重交通の路線バスと、周遊バス「CANばす」が運行しています🚌。

 

伊勢神宮の外宮と内宮は、離れた場所にあります。
外宮から内宮の順番で回るのが、古来からのやり方とされています。
このような伊勢神宮ならではの注意点をくわしく見ていきましょう!