桜色のブログ

コーヒーと旅とおいしいもの、ときどき本を徒然なるままに

【今すぐ鎌倉に行きたい!】鎌倉が舞台の面白い本・厳選3選

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こんにちは。前回、鎌倉のあじさい寺の記事を書いたのですが、鎌倉に限らず、「ここに行ってみたいなあ~。」と思うのは、本を読んだ時が多いような気がします。

このブログは、旅行記を中心に書いていますが、訪れた場所が舞台のお気に入りの本なんかも同時にご紹介していこうと思います📚。

そんなわけで、今回は、鎌倉を舞台にした面白い本をご紹介したいと思います!

 

鎌倉香房メモリーズ 

まずご紹介したいのが、お香にも興味が湧いてくる癒しの香りミステリー「鎌倉香房メモリーズ」です。

祖母の営むお香専門店・花月香房で暮らしている高校生の香乃は、人の心の動きを香りとして感じ取る不思議な力を持っています。色々な悩みを抱えてお店を訪れる人々を放っておけない香乃は、大学生アルバイトの雪弥と香りで謎を解いていきます。

この花月香房が、本当に鎌倉にありそうな感じのお店なんですよね~。

粋なおばあちゃんとおっとりした孫娘がのんびり営業していて、鎌倉でお店を探したくなります。

主人公の一人称で進んでいくのですが、香乃が「女子高生というより女学生」といわれるような古風でいじらしい女の子で、可愛くて、読んでいて応援したくなります。

鎌倉香房シリーズは、春から始まり、夏、秋、冬、最後に春と5冊出ていて、四季折々の鎌倉を感じられます。すでに完結していますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

ただし、ほんわかしているかと思いきや、急に泣かせてくるので、通勤通学の電車で読む際にはご注意ください(T_T)。

 

海街diary

映画化もされた有名な作品「海街diary」

鎌倉で暮らす三姉妹のもとに、両親の離婚で長年会っていなかった父の訃報が届きます。葬儀で異母妹すずと出会い、四姉妹は一緒に暮らすことになります。

海街diaryというタイトルの通り、まるで日記のように、姉妹と彼女たちを取り巻く人々の日常が丁寧に描かれています。

漫画なので、鎌倉の海や街並みが絵で見られて、雰囲気もたっぷり。鎌倉の一軒家で暮らすなんてめっちゃ憧れます。

ちなみに、四姉妹が暮らしているのは、極楽寺あたりです。

海街diaryもすでに完結しています。全9巻です。

[まとめ買い] 海街diary

[まとめ買い] 海街diary

 

映画版のすずちゃんは、偶然にも同じ名前の広瀬すずさんが演じていますね。それにしても、実写版、美人姉妹すぎる(^_^;)。。

海街diary

海街diary

  • 発売日: 2015/12/16
  • メディア: Prime Video
 

海街diaryを読んで鎌倉に行きたくなったら、おすすめなのが「すずちゃんの鎌倉散歩」。すずちゃん目線で鎌倉を楽しめるガイドブックです。

「すずちゃんの海街レシピ」は、作中に登場するお店や、レシピが紹介されている鎌倉グルメ本です。

海街diaryは、家族のお話が中心となっていることもあり、食卓を囲んだり、食べるシーンが結構出てきます。実際に食べてみたいなあと思ったら、試してみるのもいいですね! 鎌倉名物・シラスのトーストは、超簡単で美味しいですよ!

 

ビブリア古書堂の事件手帖

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」

店主の栞子は、超人見知りながら、古書への情熱と知識量は凄まじく、本のことになると別人のように饒舌になります。

持ち込まれたいわくつきの古書にまつわる謎と秘密を解き明かしていくビブリアミステリー。

この作品で古書店の仕組みを知りました(・_・D フムフム 。

初版本とか幻の作品とか、作中に登場するいわくつきの古書と持ち込んできた人々にまつわる謎解きが面白い作品です。

主人公の栞子は、単に読書好きというだけでなく、鋭い推理力をもつ古書の鑑定家であり、本に関しては万能感が漂っています。

一方でバイトで働くことになった大輔は、事情があって本が読めないのですが、彼との関係が徐々に変化していく過程もシリーズの見どころです。

太宰治司馬遼太郎など誰もが知っている作家の作品から藤子不二雄手塚治虫の漫画まで、あふれ出る栞子さんのうんちくに圧倒される😲。それがこの作品の醍醐味です。

シリーズは全7巻で完結しています。毎回いろんな本にまつわる謎が登場しますので、本好きの方におすすめです。

【合本版】ビブリア古書堂の事件手帖 全7巻【電子特別版】 (メディアワークス文庫)

【合本版】ビブリア古書堂の事件手帖 全7巻【電子特別版】 (メディアワークス文庫)

 

終わってしまったのは寂しいのですが、スピンオフが出ました!番外編で懐かしいキャラクターたちと再会できます。

以上、思わず鎌倉に行きたくなる、おすすめ本でした!