【清々しい朝参りへ】 伊勢神宮は混雑しない早朝参拝が吉!御朱印や朝粥も
伊勢神宮を早朝参拝しよう
休日は特に混みあう伊勢神宮ですが、混雑を避けたい場合や、御朱印をスムーズに頂きたい場合は、朝参りがおすすめです。
人が少ないだけでなく、朝日を浴びて清々しい気持ちになれますよ。
それでは、いざ、朝のお伊勢参りへ!
まずは外宮へ
伊勢神宮には内宮と外宮があり、先に外宮を参拝するのが正しい順番です。
伊勢市駅から参道を歩いて、外宮へ向かいましょう。
朝のせいもありますが、門前町「おはらい町」がある内宮の参道と比べると、外宮の参道は静かで落ち着いています。
火除橋を渡って、鳥居⛩をくぐります。
早朝の光の中、玉砂利の道を歩いてゆくと、なにやら神聖な気持ちになります。
伊勢神宮は、朝に行くのがおすすめとよくいわれますが、確かに気持ちが良いですよ!緑が多くて爽やかな空気が心地よいです🌳。
外宮にある清盛楠は、言い伝えによると樹齢900年にもなるそうです。
手水舎で手と口を清めてお参りしましょう。
正宮では、写真撮影はNGです。静かに参拝しましょう。
正宮の他に、別宮があります。
【外宮の別宮】
⛩多賀宮・たかのみや
ご祭神:豊受大御神の荒御魂(荒々しく行動的な神格)
外宮の第一別宮
⛩土宮・つちのみや
ご祭神:宮川の堤防の守り神・大土乃御祖神
⛩月夜見宮・つきよみのみや
ご祭神:月の満ち欠けを教え暦を司る神・月夜見尊🌒🌓🌔🌕
天照大御神の弟神
⛩風宮
ご祭神:風雨を司る級長津彦命、級長戸辺命☔
外宮をお参りした後、帰りの参道で朝粥を食べられるお店に行列ができていました。
宿の朝食があったので通り過ぎましたが、伊勢神宮へ参拝した後に朝粥を頂くのもよいですよね!
続いて内宮へ
内宮の入口である宇治橋は、<人と神とを結ぶ架け橋>といわれているとか。
浪漫ですねえ(´▽`) 。
上流にある柱は木除杭といい、五十鈴川の増水や氾濫の際に、上流から流れてくる流木が宇治橋の橋脚へあたることを防ぎ、橋を守る役目なのだそうです。
宇治橋を渡って、玉砂利の長い参道を進んでゆきます。
参道には手水舎もありますが、内宮では五十鈴川御手洗場で手と口を清めるのがおすすめです。
神様のお庭・神苑。紅葉🍁の名所でもあります。
神鶏という放し飼いの鶏が見られることもあるとか🐓。
20段ほどの石段の上に天照大御神が祀られています。
写真撮影は、石段の下からのみOKです。
参道の立派な杉の木。
参拝の記念に杉の皮を持って帰る人たちがいたため、杉を保護するために竹の皮を巻いているのだそうです。
内宮には、十の別宮がありますので、正宮を参拝した後で余裕のある方はぜひ。
【内宮の別宮】
⛩荒祭宮・あらまつりのみや
ご祭神:天照大御神の荒御魂(荒々しく行動的な神格)
内宮の第一別宮
⛩月夜見宮・つきよみのみや
ご祭神:月夜見尊、月読尊荒御魂、伊弉諾尊、伊弉冉尊
四別宮が並んで鎮座しており、月夜見尊→月読尊荒御魂→伊弉諾尊→伊弉冉尊の順番で参拝するのが一般的。
⛩瀧原宮・たきはらのみや
ご祭神:天照大御神の荒御魂
山間にあり、神宮から離れているため、遙宮・とおのみやと呼ばれています。
瀧原宮と瀧原並宮の二つの社殿が並んでおり、順番に参拝するのが一般的。
⛩伊雑宮・いざわのみや
ご祭神:天照大御神の御魂
志摩の海に近い磯部町にあり、神宮から最も離れている別宮であるため、瀧原宮と同じく遙宮と呼ばれています。
⛩風日祈宮・かざひのみのみや
ご祭神:伊弉諾尊御子神で、特に風雨を司る神・級長津彦命、級長戸辺命
⛩倭姫宮・やまとひめのみや
ご祭神:伊勢に神宮を建てた倭姫命
すべて参拝するにはかなりの時間がかかりますので、お参りしたい別宮を選んで回るのもよいかもしれませんね。
伊勢神宮は、現在でも多くの人々が参拝に訪れる日本人の心のふるさと。
特に、地元の皆さんが本当にお伊勢さんを誇りにしていることがよくわかりました。