【琵琶湖トリビア】実は古代湖!あの諺の語源?意外と知らない日本一の湖・琵琶湖の凄い所を徹底リポート!
琵琶湖と言えば日本一の湖!!
・・ですが、それ以外のことって何か知っていますか??
行ってみたら色々と凄かった!! 知っているようで意外と知らない琵琶湖を徹底リポートしたいと思います!
ここが凄いぞ琵琶湖!その1:とにかく大きい
琵琶湖で驚くのがまず、その大きさ!
行く前は、「大きいといっても湖だしね~」くらいに思っていましたが(^_^;)、「う、海ですか??」というくらいのスケール感。
面積は約674平方km、最大水深104m、一周約235kmもあるのです。
わかりやすく言うと、直線距離で東京から愛知くらい?
気軽にぐるっとひと回りできる距離じゃないですね💦。甘く見ていた~(>_<)。
その大きさ、なんと滋賀県の面積の1/6😲。
1/6って凄くないですか? 正直、そこまでとは思っていませんでした💦。
滋賀県って1/6も水に浸かっているのか・・。驚愕 Σ( ̄ロ ̄lll)。
ちなみに、滋賀は日本で10番目に面積が狭い都道府県です。
それを思うと琵琶湖の占める割合は、結構なものですなあ。
さすがは日本最大の湖、予想を軽く超えていました😲。
あまりに広いので、エリアを分けたのかは定かではありませんが、最狭部に架かる琵琶湖大橋を挟んだ北側部分を北湖、南側部分を南湖と呼んでいます。
湖の形が楽器の琵琶に似ていることから、江戸時代中期以降、琵琶湖と呼ばれるようになったそうですよ。綺麗な名前ですよね~。
ここが凄いぞ琵琶湖!その2:関西の水を支えている
琵琶湖は貯水量も日本最大の湖。なんと275億トンもの水が貯蔵されています😲。
これがどのくらい怪物級の数字かといいますと・・、
日本最大の貯水量を誇るダムでも、6.6億トン Σ( ̄ロ ̄lll)。
琵琶湖がいかに桁違いであるかがわかりますね。
農業、工業、生活、あらゆる面で、関西の水事情に欠かせない琵琶湖!
瀬田川から流れ出た琵琶湖の水は、京都に入ると宇治川、大阪に入ると淀川と名前を変えて、大阪湾(瀬戸内海)まで流れてゆき、約1,400万人が利用する貴重な水資源となっています。
京都市は、琵琶湖疏水から取水しているのだとか。以前に行った哲学の道を流れる京都疎水も、実は琵琶湖の水だったんですね~。
滋賀の常套句「琵琶湖の水止めたろか」
滋賀県民が京都や大阪府民から「琵琶湖以外は何もないよねー?」的なことを言われると「琵琶湖の水止めたろか」と返す鉄板ネタ(? )があるのだそう。
でも、実際に水を止めたら、滋賀水没するのではー Σ( ̄ロ ̄lll) 。
水があふれて、逆に大変なことになりそうな気がして、ちょっと心配・・💦。
そもそも、滋賀って決して<何もない所>ではないと思いますがねえ。。
琵琶湖があるだけでも凄いというのに、比叡山延暦寺に近江八幡、彦根城、信楽焼、近江牛‥などなど、めっちゃ見どころあるのになあ。。
近隣の京都に、色々ありすぎるだけでは??
近いので比較されがちなのかもしれませんが、京都を基準にしたら、ほとんどの地に何もないことになっちゃいそう💦。
大阪に関しては、行ったことがないので、比較のしようがないです(>_<)。
ここが凄いぞ琵琶湖!その3:世界有数の古代湖
琵琶湖は大きいだけじゃないんです!
世界でも20ヶ所ほどしかないという古代湖のひとつなのです。
一般的に、湖の寿命は数千年から数万年と言われていますが、まれに10万年以上の寿命をもつ湖があり、これを古代湖と呼びます。
琵琶湖は、バイカル湖やタンガニーカ湖に次いで成立が古いと考えられている、世界的にも貴重な古代湖なのです。
琵琶湖は、約400万年~600万年前、現在の三重県伊賀市平田に地殻変動によって誕生し、次第に北へ移動し、約40~100万年前に比良山系によって止められる形で現在の琵琶湖の位置に至ったといわれています。
すごいスケールの話だなあ😲。それにしても、結構な年月をかけてお引越ししてきたんですね~。長旅、お疲れ様でした m(__)m。
ここが凄いぞ琵琶湖!その4:多様な生態系
琵琶湖の生態系は多様で、1,000種類を超える動植物が生息しています。
ビワコオオナマズ、ビワマス、ナガタニシなど、琵琶湖にのみ生息する固有種も50種類以上確認されています。
一方で、昭和の初期まで多くの生物を育んでいた琵琶湖の周囲に大小40数個あった内湖の大半が干拓されたことや、外来種の侵入によって、琵琶湖の自然は大きく変化し、生態系が損なわれてしまいました。
これに対し、現在、外来種駆除や内湖の再生など様々な対応策が講じられています。
うまくいくといいですなあ。。
ここが凄いぞ琵琶湖!その5:実はあのことわざの語源になっている
誰もが知っている有名なことわざ「急がば回れ」。
“急いでいる時ほど、危険な近道を行くよりも、遠回りでも安全な道を行く方が、結果的には早く着く ” という意味で使われますよね。
実は、このことわざの語源は琵琶湖だってご存知でしたか?
室町時代の宗長という歌人の短歌
『もののふの 矢橋の船は速けれど 急がば回れ 瀬田の長橋』
が由来となっているのです。おお、確かに「急がば回れ」バッチリ入っていますね。
これは、もののふ=武士が、京の都に上る際の歌でした。
「琵琶湖を矢橋の港から出る船で渡ると早いけれど、比叡山から吹き付ける比叡おろしの風に煽られて転覆する可能性があるから危険!! 急ぐなら、回り道だけど、瀬田の長橋を歩いて渡った方が安全ですよ!」という意味です。
当時、早いけれど危険な水路より、安全な陸路を選んだ方が確実だ、ということだったんですね (・_・D フムフム。確かに、琵琶湖で転覆したら一大事 Σ( ̄ロ ̄lll)。
ここが凄いぞ琵琶湖!その6:世界最大の噴水ショー
大津港の沖合いにある「びわこ花噴水」は、世界最大級の長さを誇り、平日は夜、土日・祝日は、朝夕夜の3回、噴水ショーが行われています。
放水の時間に合わせれば、誰でも無料で見ることができます!
昼の噴水の様子。青い空に青い湖。爽やか~。
晴れた日には、虹がかかる様子が見られることもあります🌈。
夜はライトアップされます✨。ガラッと雰囲気が変わりますね。
吹きあがる水の高さは、最大40メートルだそうです。
放水される水量や角度により、さまざまな形に変化します。
色とりどりの噴水が、幻想的な風景。
ずらっと並ぶ噴水。数秒ごとに形が変わります。
この日、なぜか花火が上がりました!
湖に打ちあがる花火🎆。この日だけだったのかな~?? ラッキーでした!
湖面に移る噴水も幻想的。
テーマパークの噴水ショーと違って、音楽はないので、BGMに合わせて水が動く、みたいなことはありません。
でも無料ですからね。夜の琵琶湖を彩る噴水が見られて嬉しかったです (*^_^*)。
ナイトクルーズ船と噴水のコラボ。夜のクルーズ船もキレイですね。
びわこ花噴水情報
【平日】夜:20:00~21:00
※第二・第四水曜日は、点検のため休止。
【土日祝】昼:12:00~13:00、夕方:15:00~16:00、夜:19:00~21:00
ここが凄いぞ琵琶湖!その7:爽快!琵琶湖汽船クルーズ!
せっかくだから、琵琶湖を船で楽しみたい!
そんな時は、遊覧船に乗って琵琶湖を周遊しましょう。
ミシガンクルーズ体験記
琵琶湖を代表する汽船クルーズ「ミシガン」に乗ってみました!
アメリカ南部ミシシッピー川に就航している外輪船をイメージした外観。
汽船の名前は、滋賀県と友好姉妹都市であるアメリカ・ミシガン州から命名されたそうです。
出発ゲートにある鐘を鳴らして、入船~!
大津港を出港!!60分の船旅が始まります。
船内のフォトスポット。船員さんのジャケットと帽子も試着できます。
船長さんの後ろ姿。船を操縦しているところを見られます。
屋上のスカイデッキ。風が気持ちいい~。
船内は4階まであり、デッキに出ることもできます。これが醍醐味ですね~。
船内のステージでは、琵琶湖についてのガイドや、ミュージカルメドレーなどクルーによるライブがあり、豪華客船気分とまではいきませんが、少しクルーズ旅気分を味わえました。
本日は晴天なり☀。絶好のクルーズ日和!
超快晴だったので、景色が遠くまでよく見渡せました!
琵琶湖から見る比叡山などの山並み。ここまではっきり見えるのは、琵琶湖クルーズでも珍しいそうです。
当たり前ですが、ずーっと湖の景色が続きます。琵琶湖の雄大さを実感。
白く小さく浮かんで見えるのは何かというと・・?
大学のヨット部のみなさんでした⛵。
「手を振ると振り返してくれることもありますよ」とガイドさんが言っていたので、手を振ってみたところ、気が付いて振り返してくれました✋。
琵琶湖で練習できるなんていいですね! 気持ちよさそう~!
この竜宮城チックな建物は、1934年(昭和9年)滋賀県初の国際観光ホテルとして建築された旧琵琶湖ホテル本館。
現在はレストランやショップが入っています。
大津港に帰還。これにて60分間のクルーズ終了。
今回は、お手軽な60分コースでしたが、ランチやディナーの付いたクルーズもありますよ。
ミシガンクルーズ情報
【コース】
ミシガン80:昼間のびわ湖の景色と食事、クルーズイベントを楽しむ80分コース
ミシガン60:昼さがりのびわ湖を気軽に楽しむ60分コース
ミシガンナイト:夕景・夜景のびわ湖と食事、クルーズイベントを楽しむコース
【アクセス】
京阪「浜大津駅」下車 徒歩約3分
JR「大津駅」からバス 約5分(徒歩約15分)
名神高速道路「大津IC」から約15分
以上、意外と知らない琵琶湖リポートでした!
他にも琵琶湖バレイや竹生島など、色々スポットはありますが、何せ広いので、そこまで行けませんでした💧。
滋賀、また行きたいなあ~。