桜色のブログ

コーヒーと旅とおいしいもの、ときどき本を徒然なるままに

【銀閣寺から散策】哲学の道で必ず寄りたいお土産&和カフェ

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哲学の道を歩こう

銀閣寺から続く「哲学の道」

石畳の落ち着いた小道を歩けば、ついつい哲学的な思索に耽ってしまう。。というのは、嘘ですが・・(・_・;)。

ちなみに、哲学とは 【世界・人生などの根本原理を追求する学問】また【各人の経験に基づく人生観や世界観】だそうです。

そういわれると、誰しもに関係する学問なのかも?? まあ、哲学でなくとも、ここは物思いに耽りながら歩くのにぴったりの散歩道です。

途中にベンチがあるので、ちょっと休憩したり、景色を眺めたりしながら、思い思いの時間を過ごしてみませんか?

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南は若王子神社あたりから始まり、北は銀閣寺まで2kmほど続く「哲学の道」。
小道の横に流れているのは小川かと思っていましたが、人工の水路なのだそうです。
京都疎水といい、明治時代の京都の一大事業として作られたとか。
というわけで、川沿い改め、疎水沿いの小道を歩きましょう。

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石畳の道の脇には木が植えられていて、木陰を歩くと気持ちが良いです。
春は桜🌸、夏は新緑🍃、秋は紅葉🍁、冬は雪景色⛄。
季節ごとの風情が楽しめる散歩道です。
こんな道が近所にある地元の方が羨ましいなあ。。  

  

 

気になるお店に入ってみよう

通り沿いには、お店もたくさんあります。
気になるお店に入りながら、ぶらぶらと歩くのも楽しいです(*^_^*)。

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「うるしの常三郎」さん。

うるし塗りのお椀や箸、丼など、色々なアイテムが揃っています。

うるしの光沢って、やはり美しいですね。

こういうアイテムがあると、毎日が楽しくなりそう(*^_^*)。

うるし塗りってお高そうなイメージですが、こちらのお店は普段使いの品がリーズナブルな価格帯で揃っているので、手に取りやすかったです。

「肉じゃがとかおでんを入れるといいですよ。」とか、具体的に使い方も教えてくれました。

銀閣寺の手前と向こう側に2店舗あります。

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ほっこりお茶してみよう

途中、豆かんの「喜み家」さんでお茶🍵休憩しました(´▽`)。

のれんには七が三つの文字があり、なんて読むんだろう?と思ったのですが、「きみや」さんでした。

入ってすぐ下りの階段があるという変わった間取りのお店で、入口側の上の席と階段下の席がありました。

上も下も席が空いていたので、店内を見渡せる上の席にお邪魔しました。

昔懐かしいレトロなお店で、和の甘味処ですが、完全に和風というより、アンティーク調の雰囲気もあり、素敵な空間です 。

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お品書きによると豆かんは「寒天、赤えんどう豆に黒みつをかけた通の味」だそうです。

「まる豆かんバニラアイスのせ」は、甘すぎず、素朴な味わいでした。

豆かんは、東京の甘味なので、関西ではあまり馴染みがないのだそうです。

知らなかった~。

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クリームあんみつも、美味しかったです。量はかなり多め!

運ばれてきたときは、思っていたよりも器がだいぶ大きくて驚きました😲。甘いもの好きには嬉しいですが。

11月からはお雑煮もあるみたいで、とっても気になります。京風の白味噌雑煮って、どんな味なのか一度食べてみたいですね~。

哲学の道周辺には、カフェが点在しているので、お散歩途中でブレイクするのも、おすすめです。

 

再び、哲学の道へ

「喜み家」さんで糖分補給して、再び哲学の道を歩きます。

銀閣寺までの道は、多くの観光客が歩いていましたが、銀閣寺の先は、人がいなくて静かでした。

喧騒を離れて、より哲学の道っぽい感じです。

今回は、桜🌸や紅葉🍁シーズンではなかったのですが、おそらくシーズンになるともっと混雑するのだろうなあ(・_・;)。

もちろん、桜や紅葉を愛でるのもいいですが🌸🍁、散歩道として考えると、あえてシーズンを外したほうが、落ち着いて歩けて、いい感じかも??

緑の中歩くのは、爽やかでいいですよ。

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「哲学の道」の名前は、明治時代に京都大学教授の哲学者・西田幾太郎など、京都の哲学者たちが思索の場としてこの道を好んで散歩していたことに由来するんだとか。

石碑にも刻まれている西田幾太郎の名言「人は人、吾はわれ也、とにかくに吾行く道を吾は行くなり」は、なんだか共感。

川のせせらぎを聞きながらゆったりと歩ける哲学の道は、哲学者にとっても、そうじゃない人にとっても、絶好のお散歩スポットでした。