【穴場の東京あじさい名所】上野公園のお花見は桜と蓮だけじゃなかった!
上野公園といえば、桜の名所🌸として有名ですよね。
でも、実は紫陽花のお花見もできちゃうスポットだったのです!
桜の時期には、ものすごい数のお花見客が訪れる上野公園ですが、紫陽花の時期は、そんなに混雑しない、隠れた名所ですよ!
それではご紹介していきましょう♬
上野恩賜公園とは?
東京都台東区にある日本初の公園。
通称「上野公園」、または「上野の森」とも呼ばれています。
日本でも有数の都市公園で、公園内には美術館、博物館、動物園など、多くの文化施設があり、一帯が文化・芸術の集合地域となっています。
アクセス
JR山手線・京浜東北線・高崎線・宇都宮線「上野駅」徒歩2分
東京メトロ鉄銀座線・日比谷線「上野駅」徒歩2分
京成本線「京成上野駅」徒歩1分
JRは、公園口から出ると一番近いですよ。
上野公園あじさい散策
上野公園で紫陽花が咲いているのは、不忍池周辺です。
不忍池といえば、蓮の花ですが、さすがにまだ咲いていませんね~。
こんな感じで池の周りに咲いていました。蓮と紫陽花のコラボですね♪
きれいに色づいています!
不忍通り沿いの歩道は、紫陽花を眺めながら歩けます♪
赤紫色がきれいですね。
不忍池にぽっかりと浮かぶ「不忍池弁天堂」。
池のどの角度からでも見えるように八角形のお堂になっているそうです。
弁天堂は、上野公園内にある他のお堂と同じく、寛永寺のお堂の一つです。
寛永寺は江戸初期の寛永年間に、天海大僧正によって建立されました。
江戸の鬼門を守護するため、天海大僧正が「見立て」という思想によって設計したと言われています。
どういうことかというと、京都の鬼門を守る比叡山・延暦寺にならって、江戸城の鬼門にあたる上野台地に寺を築いたのです。
さらに、琵琶湖に浮かぶ竹生島に見立てて、不忍池に中之島を築き、お堂を建立しました。それが、この「不忍池弁天堂」なんですね~。
祀られているのは七福神の一人、弁財天さま。
こちらは、特に商売・金運にご利益があるパワースポット✨としても注目されているのだとか。
金運UPしたい方は、ぜひ! 御朱印もいただけます。
寛永寺の「清水観音堂」に向かう階段の脇にも、紫陽花が咲いていました。
見事ですね!
思わずアップで撮ってしまいました。淡いグラデーションが美しいですね~。
松の枝を丸くし、月をかたどった清水観音堂のシンボル「月の松」。
浮世絵で名高い歌川広重の名所江戸百景「上野清水堂不忍ノ池」と「上野山内月のまつ」に描かれていることでも有名な松です。
江戸時代の植木職人の技の粋を凝らして作り上げた造形は、当時大変評判だったそうですが、 明治初期の台風の被害で無くなってしまいました。
しかし、平成244年(2012年)、浮世絵に描かれていた江戸の風景を復活させるため、なんと150年ぶりに復元されました!!
月の松の円ごしに、不忍池の弁天堂を見ることができますので、ぜひ江戸の風情を感じてみてください。
上野公園あじさい散歩、いかがでしたか?
実を言うと、上野公園に紫陽花が咲いていることは知らなかったのですが、偶然通りかかったら、きれいに咲いていたのでびっくりしました。
桜の時期ほど混雑しないので、ゆったり見たい方にはおすすめです!