【見頃、開花時間は?】まるで極楽浄土!蓮の花が咲く不忍池は上野の夏の風物詩
夏の不忍池といえば、蓮の花で知られています。
7月中旬から8月中旬頃に見ごろをむかえる不忍池の蓮の花たち。
上野の夏の風物詩を見に、お散歩に出かけてみませんか?
不忍池とは?
上野恩賜公園の中にある天然の池です。
全体の広さは約11万平方メートル。
北側が上野動物園、東側が京成上野駅、南側と西側が不忍通りに隣接しています。
池は、蓮の花で有名な「蓮池」、ボート遊びができる「ボート池」、上野動物園の中にある「鵜の池」の3つに分かれています。
夏は蓮の花が咲き、冬は渡り鳥が飛来することで知られています。
江戸時代には浮世絵に描かれたほどの名所で、現在でも人々の憩いの場として親しまれています。
アクセス
JR 山手線・京浜東北線・高崎線・宇都宮線「上野駅」徒歩2分
東京メトロ 鉄銀座線・日比谷線「上野駅」徒歩2分
京成本線「京成上野駅」徒歩1分
不忍池を散策しよう
さっそく散策開始! 不忍池弁天堂あたりから、歩いてみます。
不忍池弁天堂はパワースポットとしても人気で、いつ来ても賑わっています!
向こう側に弁天堂が見えるロケーション。
向こうにビルが立ち並んでいるのが、上野公園ならではです🏢🏢。
それにしても、一面、蓮だな~。
きれいに咲いています!
白と紫に近いようなピンクのグラデーションが美しいですね。
花のあっぷ。
蓮の花って本当に美しいですよね。
造形といい、色合いといい、神秘的かつ幻想的な花だな~。
つぼみも可愛らしいです(*^_^*)。
青空と高層ビルと蓮の花のスリーショット。
この日は快晴☀。
それはそれは暑かったですが💦、おかげで、いい景色が見られました。
まさに都会の中のオアシスですね~。
蓮は、早朝に花を咲かせて、昼頃には花びらを閉じてしまいます。
早朝~午前中に行かないと、花が咲いているところを見ることはできません!
この日は、午前中に行きました。
蓮は早朝に咲いて昼頃に閉じることを3日間繰り返すため「三日花」と呼ばれます。
そして、三日後には散ってしまうというんですから、儚いですね。。
でも、不忍池の蓮は、ご覧の通り凄い数なので、散っても他の花が咲くため、ひと月くらいは見頃を楽しめます。
たくさんの人がカメラを手に撮影していました。
三脚や本格的な望遠レンズのカメラを用意している人たちも📷。
外国人観光客も多かったです。
蓮を観察するための遊歩道が整備されているため、池の中を歩いていくような感じで、じっくり見られます。
蓮の花を見ると、なぜか、ありがたい気持ちになります。
やはり、極楽浄土感があるからでしょうか。
今年も見られて、よかったです!
不忍池にはユニークな石碑がある
このあたりには、色々な石碑が建っているのですが、他ではあまり見ないような面白い碑が多いので、蓮を見ながら一緒に見ていきました。
こちらは、めがね之碑👓。
眼鏡に携わった先人たちを祀ったもので、彫られている眼鏡は、徳川家康がかけていた日本最古の眼鏡だそうです。
眼鏡供養も行われるそうですよ。
しゃもじみたいな形だな~と思いましたが、全然関係なかった(・_・;)。
こちらは、駅伝の碑🏃でした。
世界初の駅伝は、今から100年ほど前、京都-上野間を走った「東海道駅伝徒歩競走」でした。ゴール地点が、ここ不忍池前だったのだそうです。
京都から上野ってめっちゃ距離ありますよね💦。
なんと500キロ以上を昼夜通し、3日間かかったとか。
魚が乗っているのは、ふぐ供養碑。
「東京ふぐ料理連盟」が、フグの霊を供養するために、昭和40年に建立した石碑です。
ふぐの霊に感謝をささげ、今後安心してふぐを食べられるようにと祈念したそうです。
こちらは、芭蕉翁碑。
しかし、なぜここに碑があるのかはわかりません(>_<)。
芭蕉が住んでいたとされるのは、隅田川の方ですしね~。
こんな風に色々は碑が建っているのが不忍池のユニークなところですね!
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