【東京の紫陽花名所】限定公開の富士塚からの絶景!白山神社の文京のあじさいまつり
先日、白山神社の「文京あじさいまつり」へ行ってきました!
実は、白山神社へは去年も行ったのですが、その時は、すべての紫陽花の花が刈り取られてしまっていたという残念な状態でした Σ( ̄ロ ̄lll)。
あじさいまつりの期間をちゃんと確認せず、ふらっと行ったのがマズかった💧。。
「まだ咲いているかな~」なんてのんきに思っていたら、期間を終えるとバッサリ切られてしまうのですね (>_<)。
なんとも切ない光景を目の当たりにすることになってしまいました(T_T)。
そんなわけで、今年はちゃんとあじさいまつりの期間を確認して、リベンジです!
白山神社とは?
東京都文京区白山にある神社。東京十社の一つ。
天暦2年(948年)、加賀国の白山比咩神社から勧請され、現在の本郷1丁目に創建されました。
その後、現小石川植物園内の敷地に移されましたが、そこに徳川綱吉の屋敷が建てられることになったため、現在の地に移り、白山という地名の由来となりました。
毎年6月の中旬に、文京花の五大まつりのひとつ「文京あじさいまつり」が開催され、都内の紫陽花の名所として知られています。
あじさいまつりの期間中には、歯ブラシ供養や縁日などの催しが行われます。
アクセス
都営地下鉄三田線「白山」駅より 徒歩3分
東京メトロ南北線「本駒込」駅より 徒歩5分
都バス草63「白山上」より 徒歩3分
白山神社を散策
参道を歩こう
参道というか、住宅街ですね。民家やマンションが立ち並ぶ緩やかな坂道をゆくと、向こうに神社の鳥居が見えてきます。
去年来た時と違って、明らかに人が多い! 皆さん、ちゃんとあじさいまつりの時期を把握しているんですね💦。。(当たり前だ!)
参道に提灯がかかっています。お祭り気分が高鳴りますね。
途中にこじんまりとしたカフェやレストランがあって気になるなあ~。お昼時、どのお店も満席で、行列ができているお店もありました。
行列といえば、白山駅の近くに凄い行列ができていて、なんだろう??と思ったら、タピオカドリンクのお店でした。去年はなかったような?? 流行ってますなあ。
この日は暑かったので飲みたい気もしたのですが、並ぶのが面倒だったのと、そこまでの情熱がなかったので、断念してしまいました💦。
白山神社の鳥居に到着!
鳥居の脇にさっそく紫陽花が咲いていました。
ちょっと変わった形の花ですね。
ケーキの上に載っている削ったホワイトチョコレートっぽい花びら。
いろんな色の紫陽花が咲いていますね。
入り口のところに咲いていた白い紫陽花。下のほうのブルーもいい感じ。
白い花は細かくて、ふわっとしていますね。ちょっと菊っぽい感じもします。
案内図がありました。(・_・D フムフム。
階段状に色とりどりの紫陽花が飾られた石碑がありました。綺麗ですね~。
石碑には「孫文先生座石」と記されていました。なんで孫文先生??と思って調べてみると、その名の通り、孫文が座った石ということらしいです。
孫文といえば、清朝を倒した辛亥革命を起こし中華民国を建国した人物ですが、日本に亡命していた時に、白山神社の近くに住む宮崎滔天の家に身を寄せていたことがあり、二人は境内で石に座って、中国の未来について語り合っていたそうです。
そんなある夜、夜空が光り星が流れ、「革命が成功する兆しだ。」と孫文が語ったことから、のちに二人が腰かけていた石に記念碑が建てられたそうです。
ちなみに、この時流れた星は、明治43年のハレー彗星らしいですよ☆彡。
ちなみにちなみに、孫文先生がこの時、一緒に彗星を見たのは、宮崎滔天さんではなく、息子の龍介さんだったという説もあるとか。
ちなみにちなみにちなみに、この龍介さんは、NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」で仲間由紀恵さんが演じていた蓮子のモデルとなった歌人・柳原白蓮が起こした白蓮事件で、彼女と駆け落ちした人物なのだそうですよ。
歴史って意外なところで繋がっていますね~😲。
アジア系の外国人参拝客を結構見かけたのですが、紫陽花効果なのか、孫文先生効果なのかは、わからず。。
まずは参拝しよう
白山神社の御祭神は、
菊理姫命(くくりひめのみこと)
伊弉諾命(いざなぎのみこと)
伊弉冊命(いざなみのみこと)
の三柱です。
昭和8年(1933年)に改修された社殿。渋い趣がありますね。
こちらでお参りします。
狛犬さんの周りも華やかになっていました (´▽`) 。
社務所で御朱印も頂きました。白山神社は、一年中、書置きの御朱印なのだそうです。
境内の紫陽花を鑑賞しよう
お参りのあとは、いよいよ紫陽花鑑賞!
境内に咲く紫陽花。境内はそんなに広くありませんが、緑が多くて癒されます。
風情があって落ち着くお庭でした。
特別公開の富士塚を登ろう
隣接する富士塚へ行ってみます。富士塚に登るための行列ができていました。
いよいよ富士塚へ。小高い丘のようになっていて、一面に紫陽花が咲いていました。
散策路に沿って登っていきます。
この富士塚は、あじさいまつりの期間中のみ開放されるとのことです。
確かに、以前に来た時は門が閉まっていましたよ(>_<)。
花も一輪も咲いていなかったので、多分ここに咲いていたのかな~と想像するしかなかったのですが、やっぱりそうでした(笑)。
色々な種類の紫陽花が咲いていました。色もとりどり ♪。
淡い色が素敵ですね。
そんなに高くはないので、すぐに山頂に到着。山頂には浅間神社があります。
ちなみに、富士塚というのは、ミニチュア富士山のことです。
富士信仰が盛んだった江戸時代に、富士山に行けない人向けに、富士山を模した山を人工的に作り、参拝したのだそうです。
紫陽花を眺めながら富士登山できるとは、贅沢ですね。
面白い形の紫陽花。オオイヌノフグリっぽい花ですね。
これも面白いですね。
形はガクアジサイっぽいですが、中央と周りに違う形の花が咲いていて華やか~。
濃い紫の紫陽花は、縦長に咲いていました。念願の富士塚に登れてよかった~。
白山公園へ
富士塚を下山すると、白山公園の入り口がありました。
こちらにも紫陽花が咲いていました。
上品な薄紫が綺麗ですね。
淡いグラデーションが可憐な紫陽花(*^_^*)。
無料お茶処もありました🍵。
去年は見られなかった白山神社の紫陽花、富士塚や公園の紫陽花も、今回見ることができて、よかったです(*^_^*)。
白山神社は、そんなに大きな神社ではないので、鎌倉などの名所と比べてしまうと、規模は小さめな印象ですが、境内と富士塚、公園をあわせて約3,000株の多様な紫陽花を見ることができるので、都内の紫陽花名所といえるのではないでしょうか。
ただし、あじさいまつりが終わった今では、まったく咲いていないので、紫陽花目当ての方は、ご注意ください💧。でも普段は普段で、静かでいい神社ですよ。