【武家屋敷と桜並木】江戸の街並みが残る、みちのくの小京都・角館の見所
みちのくの小京都といわれる角館は、古い町並みが残る秋田の観光名所です。
まるで江戸時代にタイムスリップしたような武家屋敷通りや美しい桜並木など、角館には見所がいっぱいです!
角館ってどんなところ?
約390年前の街並みが残り、みちのくの小京都と呼ばれる角館。
江戸時代のはじめ、芦名氏によって今に続く町並みがつくられ、その後は佐竹北家の城下町として栄えました。
町は「火除」と呼ばれる広場が中心になっており、
■武家屋敷が建ち並ぶ北側の内町(うちまち)
■町人や商人が住む南側の外町(とまち)
に分かれています。
「武家屋敷通り」として知られる黒板塀の武家屋敷が建ち並ぶエリアは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
また、桜の名所として有名な角館🌸。
武家地のシダレザクラは「角館のシダレザクラ」として162本が国の天然記念物に指定されています。
近くを流れる桧木内川堤のソメイヨシノも有名で、2キロ続く桜のトンネルは、日本さくら名所100選や国の名勝に選ばれています。
4月中旬から5月上旬にかけて開催される桜まつりは日本一ともいわれています🌸🌸。
アクセス
秋田新幹線こまち「角館」駅下車
東京駅 → 角館駅(約3時間12分)
仙台駅 → 角館駅(約1時間29分)
盛岡駅 → 角館駅(44分)
秋田駅 → 角館駅(42分)
新大阪駅(東海道新幹線)→ 東京駅(秋田新幹線)→ 角館駅(約6時間)
角館駅から武家屋敷エリアまでは、 徒歩20分くらいです。
角館を散策
角館駅にやってきました!
しかし、休みの日だというのに駅にあまり人がいなくて少し心配に💦。
東北って仙台に人が集中しているような気がします。少し離れると一気に人の数が減るような・・。
個人的には東北のゆったりと空気が流れる感じが好きなので、ゴミゴミしていないのはいいのですが。
角館はやっぱり桜の時期が一番人気なのでしょうね~🌸🌸。
駅前に観光案内所があります。
ここで、武家屋敷への行き方やおすすめのお店などを尋ねました。
駅からは歩いて20分程とのこと。地図を頂いて、さっそくGO💨。
武家屋敷通りに入る前に、外町史料館「たてつ」がありました。
お庭がいい感じです♪。
こういうこじんまりとした和のお庭はとっても落ち着きます(´▽`)。
史料館には、無料で入れます。
当時の着物が並んでいました👘。色鮮やかで素敵ですね✨。
武家屋敷通りにやってきました。
シックな黒板塀がずーっと続いています。
通りの両側に武家屋敷が建ち並んでいて、映画セットのような古い町並みです。
桜の時期は枝垂桜が有名ですが、今は深緑の葉桜が揺れています。
爽やかで、お散歩にぴったりの日和でした(*^_^*)。
武家屋敷通りに入ったら、急に観光客が増えました👪。
みんな、ここにいたんだな~という感じ。
<小野田家>
「解体新書」の挿絵を描いた秋田蘭画の創始者・小野田直武ゆかりの屋敷です。
小野田家のように公開されている武家屋敷の並びには、所々に「非公開」の札がある屋敷があります。
何が凄いって、そこは今も人が住んでいる家なんですよ!
車が停めてあったりと現代人が生活している感じが伺えます🚙。
以前に白川郷に行った時もまったく同じことを思ったのですが、歴史ある建物が残っているというだけではなく、今も普通にそこで人が暮らしているということに感動しました。
人が住んでいるということは、今も町が生きているということだと思うので。
<岩橋家>
中級武士の典型的な屋敷です。
そんなに広いお屋敷ではなく、なるほど、中級武士の家という感じ。
なんだか、身近に感じられます。
無料で見学できます。
囲炉裏でしょうか??暮らしぶりを想像してみると面白いです。
秋田ですから、冬は相当寒いでしょうね❄❄⛄。
間取りがそのまま残っています。
当時の武士のお屋敷ってこんな感じだったんですね。
時代劇に出てきそうだな~と思ったら、実際に「たそがれ清兵衛」の撮影に使われたのだそうです。
<松本家>
黒板塀ではなく柴垣で囲まれた珍しい武家屋敷。
雰囲気があって、こういう屋敷もいいですね。角館を歩いていると、タイムスリップしたような気持ちになります。
古民家カフェでちょっと一息
散策していて喉が渇いてきたので、一息入れることにしました。
武家屋敷通りの一角にある「ねずねこ」さんにお邪魔しました。
緑に囲まれた古民家カフェです。
入口の感じからして、なんだか面白そうなお店の香りがします。
中に入ると、個性的な雑貨なども販売していました。こだわりのありそうな雰囲気です。
先払いシステムなので、レジで注文してから席に着きます。
看板に<焙煎ネルドリップ>と書いてあったので、コーヒー☕がおすすめなのかと思い、アイスラテにしてみました。
これが大正解!本当に美味しいコーヒーでした。
焼き菓子がついてきたのも嬉しいところ (*^▽^*)。
水の入った切子のグラスも素敵でした。
猫の置物と一緒に窓から景色を眺めながら、コーヒーブレイク☕。
ゆったり、のんびり、時間が流れてゆきます。
おもてに見える木にさくらんぼ🍒のような実がなっていたので、お店の方に聞いてみたところ、ヤマボウシの木だそうです。
実の部分はさくらんぼに似ているんですね。
レトロな装飾が可愛らしく、落ち着く空間でした。
ま~ったりさせて頂きました。
カフェの外に、なぜか結構な大きさの虎の置物が! 迫力ありました🐅。
なんだか全体的にバランスが取れているような・・❓
絶妙に変わっているような・・❓❓、ちょっと不思議なお店でした。
ごちそうさまでしたm(__)m。
お店から紅葉🍁の葉が見えて、色付いたら綺麗だろうなと思いました。
角館は春夏秋冬、違った魅力があると思います。
今度はぜひ、桜の時期に来てみたいですね🌸🌸。