桜色のブログ

コーヒーと旅とおいしいもの、ときどき本を徒然なるままに

【グルメな小説】飯テロ本!食をテーマにした美味しい食べ物小説・厳選16選!

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こんにちは。先日、『美味しい料理店が舞台の小説』をご紹介したのですが、その際、お店が舞台ではないということで、ご紹介しなかった作品が結構あったので、今回はそちらをご紹介していきたいと思います!

そんなわけで、美味しい料理が出てくるグルメ小説をお届けします。

ミステリーからファンタジー、お仕事小説に感動作などなど、いろんなジャンルの「食」がテーマになった小説です。


 

生と死、食べることは生きること

キッチン / 吉本 ばなな

赤の他人との不自然で自然な日常の中で、生きることを取り戻す

私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う――。

同居していた祖母を亡くし途方に暮れていた桜井みかげは、田辺家で居候することになり、友人の雄一、その母親のえり子さんとの奇妙な生活が始まります。

絶望の底で感じる人のあたたかさ、過ぎ去る時が与える癒し、生きることの輝きを描いた鮮烈な吉本ばななデビュー作。

たった一人の肉親である祖母を亡くしてから、台所でしか眠ることができなくなったみかげ。深夜に響く冷蔵庫の稼働音を聞いていると、なぜか落ち着くことができたのです。

生前祖母の知り合いだったという雄一から突然持ち掛けられた同居の申し出を受けて、雄一とその母・えり子さんとみかげの奇妙な共同生活が始まります。

最愛の妻を亡くしてから男性をやめて母親になったえり子さん、その彼女がとにかく優しい子になるように育てたという息子の雄一、えり子さんのお店の同僚など、一風変わった愛おしい人物たちとみかげが織りなす、不思議で美しい日々が描かれています。

夜中に3人でジューサーを回してミックスジュースを作る場面が、まるで映画のワンシーンのように頭に浮かび、とても印象に残っています。

 

四十九日のレシピ / 伊吹 有喜

残された人々へ、旅立つ人が贈る再生のレシピ

妻の乙美を亡くし気力を失ってしまった良平のもとへ、娘の百合子もまた傷心を抱え出戻ってきました。そこにやってきたのは、真っ黒に日焼けした金髪の女の子・井本。

乙美の教え子だったという彼女は、乙美が作っていた、ある「レシピ」の存在を伝えにきたのでした。

大切なひとを亡くしたひとつの家族が、再生へ向かうまでの四十九日間を描いた、感動の物語。

涙無くしては読めない感動作です(T_T)。ええ。。

見た目ギャルな井本さんが、乙美さんが家族の元に遣わした妖精みたいに思えます。

亡くなった人が残したレシピを通して、どん底から少しずつ再生していく父と娘。

通勤・通学の電車で読書する方、多いと思いますが、人前で読むのにまったく適さない作品なので、自粛中のいまこそ、おうちで読んでほしい作品です。デトックスばりに泣いてください。

 

ランチタイムには何かが起こる?

〈お昼休み〉という決まった時間の間に起こる出来事を描いたランチタイム小説。色々なお店、色々な料理が登場し、「さあ、お昼何食べようかな~」と思うこと請け合いです。

ランチのアッコちゃん / 柚木 麻子

読むと元気が出るビタミン小説

彼氏にフラれて落ち込む派遣社員の三智子に、雲の上の存在である黒川敦子部長、通称“アッコ女史”から突然、一週間のランチ交換を命じられます。

気乗りがしない三智子でしたが、アッコ女史の風変わりなランチコースを巡るうち、自然と活力が湧いている自分に気づいてー。

仕事ができて、威圧感のあるアッコさんですが、厳しさの裏では部下を心配し育てようとしてくれているところが素敵✨。

部下の三智子は、素直に自分の見たものを吸収し、経験をしっかり活かしていくので、その真面目さ、まっすぐさは読んでいて気持ちがよいです。

現実的かどうかというと、そんなにうまくはいかないだろうし、結構ツッコミどころはあると感じましたが、それでも現代のおとぎ話のようで面白かったです。あったかいポトフが食べたい~。

アッコさんファンになった方は、続編もぜひ。

 

ランチ探偵 / 水生 大海

昼休みに事件を解決!ランチ合コンミステリー

大仏ホーム経理部のOL・阿久津麗子は、同僚の天野ゆいかを誘ってランチ合コンへ。 恋人に振られたばかりでいい出会いを求める麗子ですが、なぜか男性陣から持ち込まれる話題は、犯人探しや暗号解読ばかり。でもミステリーマニアのゆいかは、謎に食いつき、安楽椅子探偵ぶりを発揮します。
深夜に動くエレベーター、金曜日に大量の弁当を購入する美女、ストーカー事件の真犯人、失踪した新婦が残したメッセージ、アパートの窓に日替わりで現れる動物、消えた結婚指輪。
オフィス街の怪事件は、限られたランチタイム中に解決できるのかー?

ランチ合コン中に相手方が巻き込まれた事件の話を聞いて謎解きをするという一風変わった安楽椅子探偵ものです。

OLのランチなので、毎回色々なタイプのお店を開拓しては美味しそうな料理が登場するのも見どころ。

一皿一皿、進んでいくごとに謎の方も展開が進んでゆき、グルメと謎解き、両方味わえる作品になっています。

麗子とゆいかは最初はただの同僚なのですが、タイプの違うのふたりが、だんだんいいコンビになっていくのも、面白い所です。

 

実在の人物がモデルの美食物語

天皇の料理番 / 杉森 久英

天皇の料理番をモデルにした伝記小説

小さいときから強情でいたずらっこだった福井の大庄屋の次男坊の篤蔵は、一枚のカツレツに出会い、その味に仰天。家出同然に東京へ行き、裸一貫で西洋料理の世界に飛び込んでいくことに――。

明治生まれの若者が、日露戦争以降の東京で、激動の時代と共に、力強く成長していく立身出世の物語。 

初代主厨長として半世紀以上昭和天皇の台所を預かった天皇の料理番・秋山徳三氏をモデルとした伝記小説です。 

TBS60周年特別企画として、ドラマ化されたことでも知られる作品。ドラマも気合を入れて作ったのを感じるかなりよい出来です。主演が佐藤健さんで、最初は今どきの若手イケメン俳優感が強くてイメージと違うなあと思ったのですが、見てみるとそんなに違和感もなく、達者な役者さんなんだなあと感心しました。出てくる洋食の数々も美味しそうです。 

 

 

 

美食探偵 / 火坂 雅志

明治時代の美食作家が事件に挑む!

『食道楽』を著した洋行帰りのグルメ作家・村井玄斎の赴くところに事件あり!

文明開化の花咲く明治30年代の湘南を舞台に起こる、死者の復活、衆人環視の殺人、人間消失など、不可思議な5つの謎。

同時代の名探偵シャーロック・ホームズの向こうを張って、玄斎探偵の推理が冴える、傑作時代小説!

村井弦斎は、明治時代を中心に活躍した小説家で、代表作は50万部をこえるベストセラーとなった日本初のグルメ小説『食道楽』。そんな実在の文士を探偵とした連作ミステリーです。

大隈重信や伊藤博文といった歴史上の人物も登場し、風景や登場人物たちの口調など、作品の隅々から明治の空気を体感できる作品です。

ヒロインの御令嬢・多嘉子さんが凛として気高く、大変素敵な女性なのですが、「さすがに彼女は創作だろう、事件現場には美女がいた方がいいってことかな~。」と思っていたら、実在の人物で、のちに二人はご結婚されたそうです。なんか嬉しい😀。

カツレツ、牛鍋、ヒラメのグリル、鶉のローストにアイスクリンなど、食道楽な弦斎氏が食す当時のハイカラな食べ物の数々も魅力的です。

 

うまいものが続々と出てくる時代劇

将軍の料理番 / 小早川 涼

江戸城の台所人、自慢の嗅覚で事件を解決!

将軍家斉の御膳を料理する江戸城の台所人、鮎川惣介は、優れた嗅覚の持ち主。家斉に料理の腕を気に入られ、御小座敷に召されることも。

ある日、惣介は、幼なじみの添番・片桐隼人から、大奥で起こった不可解な盗難事件を聞くが──。

刀ではなく、包丁で仕事する侍の事件簿です。

将軍の御膳料理だけでなく、庶民の質素な料理とその料理工程も、丁寧に描かれています。事件は将軍・家斉の跡継に絡む大きな陰謀が見えてきて―。

歴史と推理と料理、三度おいしいシリーズです。

 

 

隠密 味見方同心 / 風野 真知雄

食い物屋を探り、悪事を暴け!「食」の捕物帖が開幕!

南町奉行所きっての腕利きと噂される臨時回り同心・月浦波之進に下った特命、それは「江戸の食いもの屋の動向を探れ」 いうもの。 なんと、調べに必要な飲み食いの掛かりは、すべて請求できるといいます。

「そんな嬉しい仕事があるのか?」と羨ましがられていた矢先、金貸しが殺されます。

生前その男が告げたある料理を手がかりに、下手人を捜し始める波之進でしたがー。

謎をはらんだ珍妙な食物が次々登場。軽妙洒脱、仰天推理の時代小説ここに開幕!

「味見方」として十手を忍ばせ隠密捜査を始めた波之進、飯屋、料理人がらみの難事件に挑んでゆくのですが、びっくり仰天の展開に!!

本作はシリーズものの第一巻なのですが、二巻以降からが本シリーズといえるかもしれません。

食文化が花開く江戸の町で繰り広げられる「食」の捕物帖です。

 

 

鍋奉行犯科帳 / 田中 啓文

大坂を舞台に描く、食いだおれ時代小説!

大坂西町奉行所に赴任してきた型破りな奉行・大邉久右衛門は、大食漢で美食家、酒は一斗を軽く干し、ついたあだ名は「大鍋食う衛門」。

三度の御膳が最優先で、やる気なしの奉行に、与力や同心たちはてんてこ舞い。

ところが、事件が起こるや、意外なヒラメキを見せたりー?

ズボラなのか有能なのか、果たしてその裁きは!? 食欲をかきたてる、食いだおれ時代小説。

食道楽の久右衛門の食への飽くなき探求心もさることながら、主人公の同心・村越勇太郎の料理上手な母上が作る素朴ながら愛情と手間をかけた料理も、作品を豊かに彩っています。

時代小説は江戸が舞台のことが多いですが、本作は大坂が舞台ということで、江戸との文化の違いが出てきたりするのも面白いです。

食べることに情熱を燃やす久右衛門、美味しいものを食べるため、わがままを言っては部下を振り回していますが、意外と名裁きを見せて事件をうまく治めており、名奉行?それとも迷奉行?

大坂ならではのお奉行様が、とってもユーモラスなシリーズです。

 

 

上野池之端 鱗や繁盛記 / 西條 奈加

騙されて江戸に来た13歳の少女・お末の奉公先『鱗や』は、料理茶屋とは名ばかりの三流店でした。

無気力な周囲をよそに、客を喜ばせたい一心で働くお末。名店と呼ばれた昔を取り戻すため、志を同じくする若旦那と奮闘が始まります。

粋なもてなしが通人の噂になる頃、店の秘事が明るみに。

混乱の中、八年に一度だけ咲く桜が、すべての想いを受け止め花開く――。美味絶佳の人情時代小説。

健気に頑張るお末ちゃんを応援したくなるお江戸の料理屋繁盛記です。

いつも優しく、使用人たちから仏のようと称される若旦那ですが、時折お末が感じる恐ろしさは何なのかー? 徐々に明かされていく鱗やの事情と人間関係。

お店を立て直していく再建物語としての面白さがある一方で、サスペンス要素もあり、最後まで目が離せません。

 

美味しい食のファンタジー

 一華後宮料理帖 / 三川 みり

「食」を愛する皇女の中華後宮ファンタジー

 故国で神に捧げる食事を作っていた理美は、大帝国崑国へ貢ぎ物として後宮入りすることに。その際、大切な故郷の味を奪われそうになった所を食学博士の朱西に助けられます。彼の優しさに触れた理美は再会を胸に秘め、嫉妬渦巻く後宮内を持ち前の明るさと料理 の腕前で切り抜けていきます。しかし突然、皇帝不敬罪で捕らえられてしまいー。

異国の後宮に入った姫・理美が、料理で人々の心を解かし、自分の居場所を築いてゆく物語。

崑国内の権力争いや外交問題など、一見料理と無関係に見えるのですが、うまい具合に料理と絡めてストーリーが展開していきます。

皇帝や後宮の姫たちなど、登場人物も個性豊かで、みな自分に与えられた役割を懸命に果たそうとしているのが印象的です。

キラキラしい表紙からちょっと手に取りにくく感じるところもありますが、シリーズが進むほど先の見えない展開が繰り広げられていき、面白いですよ。 

そして、理美の作る料理が本当に美味しそう!

いつも食べる相手のことを一途に考えて作っているからなのか、中華風な料理なのに、こってりした感じがなく体に優しそうで、食べてみたくなります。

 

 双花斎宮料理帖 / 三川 みり

 「食」で結び合う少年たち「一華後宮料理帖」に連なる和風ファンタジー

 父が流罪となり、元服できずにいた真佐智。ある日、当代が異国に嫁ぐため一年後に空位となる、美味宮候補に選ばれます。神に食事を捧げるだけの閑職と知って都へ戻る決意をするも、料理経験のない真佐智は失敗ばかり。そんな中、世話係となった炊部の少年・奈津から「なぜ、美味宮になりたいんだ」と覚悟を問われー。

一華後宮料理帖シリーズのスピンオフ作品。理美がかつて勤めていた美味宮に後釜として選ばれた少年の成長物語です。一華後宮料理帖で理美の回想によく登場する斎宮様が出てくるのも見どころです。

 

仕事の悩みをほぐすのは、美味しい酒と肴

居酒屋ぼったくり / 秋川 滝美

東京下町にひっそりとある、居酒屋『ぼったくり』

名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―。

全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載! 旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説。

『ぼったくり』という入るのに勇気のいる店名から、何かしらはぼったくるのかと思いきや、良心価格で経営する地元で愛される居酒屋さんです。

両親から居酒屋を引き継いだ姉妹が、おいしい料理とお酒を提供しながら常連客と一緒に仕事の愚痴を聞きつつ悩みを解決していく下町の人情物語。

 

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幸腹な百貨店 / 秋川 滝美

地方の瀕死の百貨店・起死回生なるかー!?

かつて店長をしていた堀内百貨店に中部事業部長として再び関わることとなった高橋伝治。しかし売り上げは激減し、閉店の危機にあることがわかります。

時代と部下のせいにする店長に、「気合い」の足りない店員たち。

伝治はバブル時代に培ったグルメぶりを発揮し、若い店員たちと、おいしいお店で互いの理解に努めますがー。

老舗デパートは、果たして再生できるのかー? 

「何でもあるが、買いたいものはない」と言われて久しい老舗デパート・堀内百貨店。

問題点を改善しなければ売上は下がる一方ですが、何も変えない店長と注意にも従わない部下たち。

やる気のない体たらくに「何を言っても無駄」という姿勢のバブル部長ですが、一方で「働いた分だけ成果が上がった時代とは違うのに精神論を振りかざされても」という若手社員にも一理あり。

両者の溝は、埋まるのかー? その鍵は、部長の食い意地にあり!

生きてきた状況が違う者同士、互いに歩み寄ること、知ろうとすることが大事だということを教えてくれます。

まあちょっと、かなり、出来すぎだろうという部分は否めませんが、一方で地方のデパートや商店街、お祭り事情にはかなり現実に近いものがありそうです。

続編もあるので、堀之内百貨店のその後が気になった方はぜひ。

 

いろいろ味わいたい、あなたに贈るアンソロジー

注文の多い料理小説集  /柚木 麻子, 伊吹 有喜 , 井上 荒野, 他

七者七様の味わいが広がるアンソロジー

うまいものは、本気で作ってあるものだよ――。

最高級の鮨&ワイン、鮪の山かけと蕗の薹の味噌汁、カリッカリに焼いたベーコンにロシア風ピクルス…… おやつに金平糖はいかがですか?

物語の扉をそっと開ければ、今まで味わった事のない世界が広がります。

小説の名手たちが「料理」をテーマに紡いだ とびきり美味しいアンソロジー。

7人の作家による料理にまつわる小説集。

『エルゴと不倫寿司』は、赤ちゃんを抱えた母親の潔い食べっぷりが清々しい! 最後にスカッとする作品です。

『夏も近づく』は、居場所のない少年と彼を預かることになった主人公の心の交流が温かい作品。この作品の塩むすびと冷たい緑茶が一番印象に残ったかもしれません🍙🍵。
美味しそうだー。白い米最高! 筍の網焼きも最高!

『好好軒の犬』は、タイトルからお店の看板犬のほのぼのストーリーを想像していたら全然違った💦。終始不穏な雰囲気漂ってました。嫌いじゃないですが。

作家さんにより作品がまったく違う味わいで、他にも全粒粉のカンパーニュに具を挟んだサンドイッチとか、星屑のような白い金平糖とか、メニューもりだくさん。

アンソロジーは、知らなかった作家さんと出会えるので、いいですね。

 

まさかの任侠×グルメ小説

侠飯 / 福澤 徹三

大学生とヤクザのグルメな生活!?

新宿駅近くでヤクザの抗争が勃発!銃弾飛び交うなか、就職活動中の大学生・岩永は、逃げるベンツにそのまま拉致され、一人暮らしの自分の家に組長・柳刃竜一をかくまうことになってしまいます。

カップラーメンや安酒など貧しい食生活ながら気ままな暮らしを楽しんでいたところに、転がり込んできたヤクザは、妙に〈食〉に煩い奴!

むさい男ふたりが狭い6畳間で繰り広げる、任侠グルメ小説。

ヤクザなのに綺麗好きで掃除を怠らず、ヤクザなのに料理好きで一食一食に執念を燃やす柳刃さん。

勉強も就活も別にやりたくないけれどみんながやっているからやる、でも全くうまくいっていない大学生の岩永君が、柳刃さんと暮らす中で、変わっていく成長物語でもあります。

ご飯の炊き方、みそ汁の作り方の基礎を皮切りに、オイルサーディンを缶詰のままコンロに乗せて煮立てるバーテン料理の再現など、出てくる料理も美味しそう! 家で再現できる料理が多いのも嬉しいところです。

 

[まとめ買い] 侠飯

[まとめ買い] 侠飯

 

 

以上、美味しいグルメ小説厳選・16選でした!

連休中の読書のお供にいかがでしょうか。気になった料理を作ってみるのもいいですね!

今度、漫画編やスイーツ編もやってみようと思います!