【ねねの愛した庭】圓徳院の枯山水庭園は、高台寺とセットで見よう!
高台寺からすぐ近くにある圓徳院は、高台寺と同じく秀吉とねねさんゆかりのお寺です。
共通参拝券が販売されているので、ぜひ高台寺と一緒に回ってみましょう!
圓徳院とは?
豊臣秀吉の妻・北政所ねねが晩年を過ごした圓徳院。
ねねは、ここから秀吉の菩提寺として建立した高台寺に通ったと伝えられています。
秀吉との思い出の多い伏見城の化粧御殿と前庭を移築し、ねねが亡くなった後に高台寺の塔頭寺院「圓徳院」となりました。
多くの大名や禅僧、文化人がねねを慕って集まったため、当時は文化サロンのような一面も持っていました。
ねねが愛した桃山様式の庭は、当時の姿をほぼそのままに留め、国の名勝に指定されています。
拝観情報
【拝観料】
大人:500円
中高校生:200円
小学生以下:無料(保護者同伴)
※高台寺、掌美術館との3カ所共通拝観券:900円
神仏への献茶点前(10:30~16:00):1,500円(記念扇子付き)
【拝観時間】
10:00~17:00
※夜間特別拝観期間は 21:30受付終了
圓徳院を散策
高台寺と圓徳院を結ぶ「ねねの道」を通っていざ圓徳院へ!
入口の唐門をくぐります。
入ってすぐの所にある南庭。
靴を脱いで方丈の縁側にお邪魔します。
縁側に座ってのんびりと白砂の敷き詰められた枯山水庭園を鑑賞 。
本当に落ち着きます(´▽`)。
圓徳院には、ふたつの庭があり、もうひとつの北庭が有名ですが、南庭もいい雰囲気です。
南庭をゆっくり眺めた後は、順路に沿って見学していきます。
襖絵などの宝物を鑑賞しながら北書院へ。
北書院の中から見る北庭。
南庭よりも広く、お庭をパノラマで見ることができます。
もともとは池泉回遊式庭園でしたが、現在は池がなくなり枯山水庭園となっています。
巨岩がたくさん配置されているのが特徴的でした。
戦国時代だから、庭も力強い感じ💪にしたのかな?
伏見城にあったものを移してきたというのが、こちらの北庭。
桃山時代を代表する庭園です。
それにしても当時の庭が残っているって凄いですよね。ねねさんもこの庭を見て心を癒したのでしょうか。
紅葉の時期も有名ですが、緑の庭園も清々しくてよかったです。
ねねの道の周辺は、とても人気で、観光客がたくさんいましたが、圓徳院の中はそれほど込み合っていなかったので、ゆっくり鑑賞できました。
やっぱり日本庭園っていいですね~。心が落ち着きます(´▽`) 。