【薔薇が咲く都会のオアシス】オクトーバーフェスト開催中の日比谷公園の見どころ、カフェ&ランチ情報
都会のオアシス、日比谷公園!
薔薇が見頃を迎え、現在「オクトーバーフェスト 2019」を開催中の日比谷公園の魅力に迫りたいと思います!
日比谷公園ってどんなところ?
東京都千代田区にある都立公園「日比谷公園」。
日本初の洋風近代式公園で、100年以上の歴史があります。
園内には、大小の野外音楽堂や公会堂の他、レストランやカフェ、テニスコート、図書館などの施設があります。
平日は周辺で働く人々の憩いの場、休日は何かしらのイベントで賑わっています。
とりわけ、初夏に開催されるドイツ生まれのビールを飲みまくるイベント「オクトーバーフェスト🍺」や12月に行われる「クリスマスマーケット🎄」は、名物となっています。
アクセス
東京メトロ「日比谷」駅 A14出口より 徒歩1分
東京メトロ丸ノ内線「霞ヶ関」駅 B2出口より 徒歩5分
都営三田線「内幸町」駅 A7出口より 徒歩5分
東京駅や有楽町駅からも徒歩圏内です。
日比谷公園を歩こう!
祝田門から入りました。日比谷には9ヶ所の門があります。
自由の鐘が鳴り響く三笠山
よく都会のオアシスといわれますが、本当に緑が多い公園ですね。
三笠山という小高い丘の上にある「自由の鐘」。
終戦直後にアメリカから自由の象徴として寄贈された鐘で、毎日正午を知らせる鐘の音が響いています🎶。
江戸時代のお宝発見!鶴の噴水の雲形池
銅製の鶴の装飾噴水がある雲形池。
鶴のくちばしから水が弧を描いて噴き出しています。公園の噴水としては、日本で三番目に古いのだそう。
雲形池は、テレビ東京の人気番組「池の水全部抜く大作戦」シリーズで、水を抜いたら歴史的お宝が出てきた池ですよね!!
さすが、江戸城がすぐ近くにあっただけのことはありますね🏯。
このあたりは佐賀藩鍋島家の屋敷地だったそうで、鍋島家の家紋が入った「軒丸瓦」という屋根に飾りとして付ける瓦が見つかりました。
日比谷公園には他にも池があるので、水を抜いたらまたお宝が出てくるかも!?
「水が濁って中が見えない池ってどうなっているんだろう?」とか「全部きれいにすることってできないのかな?」とか、子供の頃に思っていたことを実際にやってしまうこの番組、水を抜いてみないと何が出てくるのかわからない面白さがありますね!
江戸城の名残・心字池
もともとは江戸城のお濠だった心字池。石垣に名残を感じます。
日比谷公園ができた時に、お濠の面影を残すため、池にしたのだだそうです。
落ち着く日本庭園ですね~😌。
上から見ると心の文字を崩したように見える池を「心字池」といい、全国各地に残る日本庭園の伝統的な手法です。鎌倉から室町時代の庭によく見られるそうですよ。
日比谷公園のシンボル・大噴水
日比谷公園のシンボル・大噴水⛲。毎日、午前8時から午後9時まで稼働しています。
この噴水のあるあたりは、日比谷公園を代表するエリアなので、よくメディアでも取り上げられていますね。夜にはライトアップされています。
花壇では薔薇が見頃
日比谷公園には第一花壇、第二花壇とふたつの花壇があり、いずれも季節の花が植えられています
ペリカン噴水がある第一花壇。
二匹のペリカンが向かい合うユニークな噴水は、開園当初からある日比谷公園のシンボルのひとつです。
南国風の木が植えられています。芝生の中には入れません。
こちらもなんだか、南国風??
ベンチに座って寛いでいる人々の目を楽しませています。
グラデーションが綺麗なこの薔薇の名前は「ミスターローズ」。
誰かモデルになったミスターがいるのかな~?
第二花壇でも、薔薇が見頃を迎えています。
黄色も可愛らしいですね(*^_^*)。
紅白の薔薇。ゴージャス!
赤い薔薇は、一番、「薔薇」って感じがしますね!
紫っぽい薔薇。
そういえば「ガラスの仮面」で “紫の薔薇の人” っていたなあ~。
続きどうなっているのだろう??
どの色の薔薇も綺麗に咲いていました。
日比谷公会堂は、お休み中
かつては東京で唯一のコンサートホールだった日比谷公会堂。
しかし、コンサート専用に作られた音響の整った施設が次々と作られていくと、次第に講演会など音楽以外の用途で多目的ホールとして使用されるようになっていきました。
現在は、老朽化のため、施設の利用を休止中なので、ちょっと寂しい雰囲気を感じます。
伝説が生まれる日比谷の野音
日比谷野外音楽堂は、明治時代に作られた日本最古の野外音楽堂である「小音楽堂」と大正時代に作られた「大音楽堂」があります。
「小音楽堂」は、すべてのイベントが無料なのが特徴です。
日比谷の野音として親しまれているのが、大音楽堂。「ロックの聖地」とも呼ばれています。
矢沢永吉さんがボーカルを務めていたバンド「キャロル」の解散ライブではセットが炎上、尾崎豊さんはステージから飛び降り骨折、人気絶頂だったキャンディーズが解散を宣言など、数々の伝説が野音のステージで巻き起こりました。
オフィス街にある野外施設のため、4月から10月のまでの土・日・祝日のみ音楽利用が可能となっています。
屋外なので、音漏れが尋常ではないのが特徴で「音漏れ参戦」する人も多数! チケットが取れなくても、同じ空気を味わうことができますね。
天候に左右される野音ですが、雨天でも傘をさすのは禁止なので、レインコートは必須アイテムですね☔。
公園で読書・日比谷図書文化館
2011年に開館した三角形がユニークな図書館。
公園を眺めながら読書したり、館内にあるカフェにも本を持ち込んで読書できるという本好きには嬉しい図書館です📖。
開館時間
月曜日〜金曜日 10:00〜22:00
土曜日 10:00〜19:00
日曜・祝日 10:00〜17:00
オフィス街にあるためか、平日の夜の開館時間が普通の図書館より長いところがビジネスマンには嬉しいポイントですね!
明治期の近代建築・旧公園資料館
この素敵な一軒家は、公園の管理事務所として明治43年に建てられました。
日本初の西洋式公園にふさわしい事務所にするため、当時としては大変珍しいドイツのバンガロー風の建物にしたのだそうです。事務所とは思えないお洒落さですね!!
明治期の近代建築として東京都の有形文化財に指定されています。
お洒落テントがある! でもキャンプができるわけではありません(^_^;)。
公園資料館を経て、現在では結婚式場「フェリーチェガーデン 日比谷」さんが営業しています。ガーデンウエディングができるということで、こんなテントがあるんですね。
公園の中のお花屋さん・日比谷花壇
園内にはお花屋さんもあります。
外観、スタイリッシュですね! 服とかバッグを売っていそう。
老舗のフラワーショップ「日比谷花壇」さんは、戦後、市民の憩いの場となる公園に海外のようにフラワーショップをというと知事からの要請で出店したのだそうです。
日比谷公園のレストラン&カフェ
木漏れ日の中でフレンチを・日比谷パレス
公園の中にひっそりと佇む一軒家のフレンチレストラン「日比谷パレス」。
大きめの窓から光が入り、公園の緑と一体になっているようなレストランで南仏料理を頂くことができます。
建物も素敵ですねえ。ランチ限定で貸し切りにできるほか、ウエディングにも利用できます。アフタヌーンティーも人気らしいですよ。
あの人も食べた老舗の洋食・日比谷松本楼
日比谷公園の顔ともいえる老舗の洋食屋「日比谷 松本楼」さん。
明治36年に日比谷公園がオープンした当初からあり、当時「東京料理店番付」で西の関脇に選ばれたほどの人気店だったそうです。
江戸時代の女性料理人が主人公の小説「みをつくし料理帖」シリーズで、たびたび料理番付についてのエピソードが出てくるのですが、実際に相撲番付みたいな「料理茶屋番付表」があったのだそうです!
江戸っ子は、番付も食べることも好きそうだから、うけるのも納得。。
江戸時代のミシュラン的グルメランキング、江戸が東京になってからも続いていたんですね。
ハイカラな建物ですね! “森の中のレストラン” って感じで素敵です!
中華民国の初代総統の孫文やインド独立活動家のラース・ビハーリー・ボースなど、歴史的著名人も来店しているほか、高村光太郎の「智恵子抄」や夏目漱石、松本清張の作品の舞台として登場するなど、文豪にも愛された日比谷 松本楼。
1Fは洋食グリルガーデン&テラス、2Fは個室、3Fは本格フレンチレストランになっています。
こちらは、1Fの洋食グリルにてオムライスと洋食メニュー3種類(ハンバーグ、カニクリームコロッケ、エビフライ)から選べるプレート。めっちゃ悩む三択だあ💦。
オムライスのデミグラスソース&エビフライ🍤にしました。色々食べられてお子様ランチのような嬉しいプレート(*'▽')。
オムライスもエビフライもさすがの美味しさ!タルタルソースも美味しかったです。
他にも、松本楼さんといえば、カレーが有名です🍛!
毎年9月25日に先着1500名に限り10円でカレーを提供する「10円カレー」は、秋の季語になっているほどの風物詩!
かつて放火によって建物が焼失してしまった際、全国から歴史あるレストランを再興してほしいと寄付が集まり、その感謝を込めて1973年から毎年行われています。
10円なのは「無料ではもてなすことにならない」という理由で、代金代わりに寄付金を置いていく人が多く、今ではチャリティーイベントとしてユニセフに寄付金が贈られています。
キャンディーみたいな稲荷寿司・KAMOS
雰囲気のある和なお店「KAMOS HIBIYA」さん。
「KAMOS」は「醸す」から来ているそうで、テイクアウトとイートインがあります。
稲荷寿司のほか、お茶や甘酒、お酢なども売っていました。
こんなキャンディーみたいな包みのお稲荷さんが売っていました🍬。可愛い!!
味は5種類くらいあって「はちみつレモン」みたいな変わり種もありました🍋🍯。
興味はあったんですが、ちょっと怖かったので無難なのを頼んでしまいました💧。今思えば、結構合いそうな組み合わせだったかも??と思い始めていますが。。
でも、かなり美味しいお稲荷さんでした😋。
喉が渇いていたので、九州の八女茶のかぶせ茶を頼んでみました🍵。
八女茶は、甘みのあるお茶だと思っていたのですが、残念ながらほとんど甘さも香りも感じられませんでした (>_<)。
あ、香りは鼻がつまっていたせいかもしれません💦。
緑茶って適温が低めだと思っていましたが、めっちゃ熱くてしばらく飲めず。。
九州のお店で、地元の食材にこだわっているようだったので、美味しいお茶が飲めるかな~と期待していたのですが、やっぱりお稲荷さんがメインみたいですね。。
うどんが気になったので、食べてみたいなあ~。
テラス席も気持ちよさげでした。
公園から健康的なライフスタイルを提案・SPORTS STATION & CAFÉ
昨年の11月にオープンしたばかり「SPORTS STATION & CAFÉ」は、アシックスジャパンと都公園協会が連携して運営するスポーツをテーマにしたカフェです。
『ナチュラル・ヘルシー・ビューティー』を目指して、スポーツに必要な栄養素を摂取できるようなメニューが考えられているそうです。
また、リラックススペースや、有料のロッカールームがあり、近くを走る皇居ランナーの皆さんには嬉しい施設ではないでしょうか。
東京オリンピック・パラリンピックでは、日比谷公園周辺は競歩やマラソンのコースになるそうで(知らなかった💦)それを踏まえての新施設なのでしょうね。
オクトーバーフェスト 2019、開催中!
色々なイベントが行われている日比谷公園ですが、現在は「日比谷オクトーバーフェスト2019」が開催中です!
要するにドイツビール祭りですね🍺。
18のブースが出店しており、色々なビールがあるのはもちろんのこと、ワインやノンアルコール、フード類もあります。
世界最古のビール醸造所や日本初上陸ビールも!
本場のソーセージをはじめとしたドイツフードも色々あるのでグルメも楽しめますね。
テントがドイツの国旗カラー! ドイツの音楽も聴けますよ。
イベント情報
【日程】
2019年5月17日(金)~5月26日(日)
※雨天時も開催 (荒天時は中止になる場合があります)
【時間】
平日 16:00~22:00
土日祝 11:00~22:00 (L.O. 21:30)
【会場】日比谷公園 噴水広場
オクトーバーじゃないけど開催しているオクトーバーフェスト、ご興味ある方はぜひ。
でも、くれぐれも飲みすぎにはご注意ください🍻。